★トロントのフェスティバル情報:トロントのプライドパレード★

プライドパレードというフェスティバルをご存じですか?
このフェスティバルは世界各国、各都市で行われている同性愛者のためのフェスティバルです。

日本ではまだまだ馴染がうすいイベント。
同性愛者への偏見や差別をなくしたり理解を深めることをコンセプトとし、今ではアメリカ、ドイツ、南アフリカ、台湾、ブルガリア、フランス、ギリシャ、ラトビア、ポルトガル、ロシア、スペイン、イギリス、トルコ、オーストラリアなど、世界中に広がっているイベントです。

このパレードの発端となったのが、1969年のニューヨーク。
グリニッジビレッジにあったゲイバーにて警察の弾圧的な手入れが発端となり、ストーンウォール暴動が発生しました。

この事件は世界に大きな衝撃を与え、暴動発生から1年後にデモが行われ、それが現在のプライドパレードの由来とされています。

日本では東京、北海道、兵庫、大阪、福岡、愛知、沖縄で開催されていましたが、認知度としてはまだ低いのかなといった印象です。

ニューヨークやサンフランシスコにひけを取らない規模でプライドパレードが開催されているのが、トロント。
毎年7月にメイン通りであるYonge通りを封鎖しての大規模イベントが開催されています。

イベント参加者はプライドパレードの象徴ともなっているこのレインボーの旗を持っています。

プライドパレード1

警察車両だってレインボー。

プライドパレード2

プライドパレード3

スクールバスだってイベントに参加します。

プライドパレード4

バスもプライドパレード仕様。

プライドパレード5

シェラトンホテルだってレインボー。

プライドパレード6

このパレードは同性愛者でなくても、差別をなくそうというコンセプトに賛成する方は誰でも参加できますが、北米のプライドパレードはその規模も大きく、早めのエントリーが必要になってきます!
2009年に行われたトロントでのプライドパレードでは、その参加者はなんと130万人!!
2014年には、ワールド・プライドの開催地としても選ばれました。

日本で行われる規模とはまた一味違う北米のプライドパレード。

世界で起こっている社会問題を身近に感じ、考えさせられる良いきっかけとなるかもしれません。


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