留学記事(月間):12月 2015

トロント留学体験記~お別れの時

留学生活で必ず訪れる、お別れ。
長期留学であればあるほど、沢山の別れを経験して、最後に自分がお別れパーティーの主役となっていきます。

中国の現場で悔しい思いをして留学を決意。
カナダに渡航して、本当に沢山の事が有りました。

留学開始早々ベッドバグ事件があって病院にお世話になったり。
ホストマザーとケンカになりそうにもなったし、ホスト先の兄弟が大喧嘩していたり。笑

出会いの数は私の人生の中でもとても多い1年間でした。
カナダに到着して初めたFACEBOOK。留学が終わる頃には300弱のお友達。
しみじみしたくなくても、しみじみとしちゃいますよね…。

海外生活は本当に刺激的で、自由と責任を知り、人の温かさと冷たさを知り、世界の広さと日本の素晴らしさを実感し、何よりも親友と呼べる出会いがあった事が私の海外生活での一番の宝物でした。

コミュニケーションを楽しむ事を改めて知った気もします。

お別れパーティの度にこうやってカナダの国旗に寄せ書きをして。

寄せ書き

まさか自分の番がくるなんてこの時は思ってもいなかったですよ。笑

私に英語を教えてくれたお友達。

勉強

絶対に似ていない似顔絵を書いてくれたお友達。笑

絵描き2

沢山のお友達が欲しくて、積極的にパーティに参加して飲めないお酒を飲んだ結果、顔が真っ赤。笑

パーティ

BBQは沢山しました。トロントアイランドでもしましたし、バックヤードでも。

公園でBBQ

バックヤードでBBQ

フェスティバルにも積極的に参加!

TofD2

フェスティバル

大好きなスノボにも行った思い出。

スノボ

雪に埋もれた思い出。笑

雪遊び

カナディアンとのだるまさんが転んだとドロケー。「Darumasanga Koronda!!」という英語訛りの掛け声が斬新すぎて止まれるわけもなく。笑

だるまさんが転んだ

ドロケー

ライブが出来たのもとても良い思い出です。

ライブ

ライブ2

もちろんしっかりと学校でも勉強しましたよ♪
これはスピーキングと発音矯正のクラスです。

クラス

真面目に勉強した後は、またまたパーティ♪

韓国街のレストラン

パーティ2

ゲームに負けて強制的にメイクさせられた事もありましたね。苦笑
若干生えてる髭がより酷さを増す。笑

メイク

私の留学はとにかく楽しんだ留学。
カナダに来た時から、楽しむ事に全力になろうと決めた私。
友人の誘いは絶対に断らない。パーティの誘いがあればどんどん参加した結果、沢山の出会いがあり、そこからまた新しい出会いがあって気がつけば沢山の人に支えられた留学でも有りました。

カナディアンのお友達と遊んでいた時のこのやりとり。まだ覚えています…

私:そろそろ帰らなきゃ…
友:いやいや、まだいけるだろ!
私:明日も学校あるんだよねー。
友:分かった、じゃあNoriは何しに学校に行くんだ?
私:え、英語を学びに。
友:いまオレと英語で話してるじゃねーか、オレが英語を教えてやる。だから、残って飲むぞ!
私:…。笑

むちゃくちゃです。笑
今だから言える事。
正直こんな調子で何回か学校をお休みしました。笑

でもその時間の1つ1つがとても素晴らしくて、かけがえの無い時間で、気がついたら英語がスラスラ出てきて、もっと話せる様になってもっと相手の事を知って。
それがとにかく嬉しくて、楽しかったです。

そして私のフェアウェルパーティ。
沢山のメッセージをもらって、沢山のSee youももらって。
こんな留学生活でいいのかなって迷いもしましたが、留学を通して自分の進む道も見つかったし。
本当に来てよかったと思えるカナダの留学生活になりました。

似顔絵

この似顔絵は100割増し位にはなっていますが。笑
今でも私の宝物の1つです。

私がトロントにいた事、トロントの地を踏んで生きていた事。
ここでは綴れない程の大きなものでした。

フェスティバル2

沢山の人に支えられた留学生活。
多くの感動があった留学生活。
沢山の日本人にこの感動を知ってもらいたい!そんな思いから私はいま、人をサポートする仕事を頑張っています!!

トロント留学体験記 完

トロント留学体験記~シェアハウスって楽しいもの…?

トロントに長期で留学している人の殆どが体験するもの、ホームステイとシェアハウス。
1年間ずっとホームステイに滞在している人も、1年間ずっとシェアハウスに滞在している人も珍しく、多くの留学生がはじめはホームステイに滞在して、その後にシェアハウスに移動します。

私もホームステイからシェアハウスに移動したその一人。
理由は、色々経験したいから!でした。
ホームステイも経験したいし、シェアハウスも経験したい!という気持ちから、ホームステイを3ヶ月したのちにお引越し。

ホームステイの方が高いから…
という声も耳にしますが、私が滞在していたホームステイ費用はとても安く、3食付の個室で月8万円程度。
もちろんWiFi込み!!
これは手配するエージェントさんによっても大きく変わってくるだと思います。

ちなみに当社はかなり安い方で、トロントのホームステイは何処のご家庭でも一律で4週間800ドル!!
はい、露骨な自慢です。笑

シェアハウスの探し方は日本での物件探しと方法が大きく異なります。
その方法とは…

1.人からの紹介
2.ネットの掲示板

この2つが主流です!
実際に不動産屋さんやマンションのレンタルオフィスに行っても年契約が殆どですし、身分も資産も信頼度が低い私達外国人は家を借りる事は本当に困難です…。

そこで、部屋を貸したい家主さんに直接コンタクトを取って、契約するのがシェアハウスの一般的な探し方。
実際に現地の大学生もこの方法でシェアハウスを契約している方がとても多いです!

トロントでのシェアハウス探しでは下記の3つのサイトが主流ですので、いま探し中の方はご参考くださいね♪
e-Maple
Kijiji
Craigslist Toronto

上記の3つの掲示板ですが、e-Maple以外だけ日本語で、他は英語になります。
コーヒーがやっと注文出来る様になった3ヶ月目の私。
家の契約は怖かったので、無難にe-Mapleを使いました。笑

学校のお友達から色々とお話を聞いた結果、私は日本人の大家さんで日本人のルームメイトがいるお家を選びました。
契約内容でトラブルを起こしたくなかったのと、日本人のルームメイトの方が家を綺麗に使っている事が多いのと、冷蔵庫に入っているものが勝手になくなる事は日本人のルームメイトはあまり無いとの事が理由です。
私からしてみては普通の事なんですが。笑
どうやらカナダ人や他の国籍の人は手癖の悪い方が多いみたいで、冷蔵庫に入ってるビールなどの飲み物が勝手に飲まれていたり、食べ物がなくなっていたりは良くある様ですね。

家にいる時間はそこまで長くないので、あまり交流もないと思った私は、穏便に生活が出来る環境を選びました。

私が選んだお家は、駅から徒歩10分弱のシェアハウス。
築年数は100年を超えているお家ですが、家は綺麗に保たれている素敵な環境♪

10月にお引越しをしたんですが、10月末になると東京の真冬と同じ位気温が下がります。
カナダの家はセントラルヒーティングがあるのでいくら寒くても室内はポカポカ。

のはずが!
私のお部屋は冷える冷える…。
という事で、お部屋用のヒーターを購入!暖まりながらパソコン作業をしていたその時…。

ブチ!!っと急にお部屋が真っ暗に。
そう、私のヒーターが原因でブレーカーが落ちました。

ヒーターつけるとブレーカーが落ちるという事を早速大家さんに相談。
大家さんは寒ければ厚着しなさいと私の意見を一蹴!!

え…w( ̄▽ ̄;)w

いやいや、Tシャツに少し薄手では有りますが、トレーナーを着ている私に向かってそれを言いますか。笑

セントラルヒーティングの温度を上げるとか、大家さんとして何かすべきことあるでしょ…。
そう思った私は、家を出る事を決めました。
といっても、保証金として1ヶ月預けているので、最低でも2ヶ月すまなければいけないのに、入居して2週間でこの事件。
悩みましたが、家は妥協したくない私。

退去!!笑

次の家を見つけてすぐそっちに引っ越しました。
家の事でもめたく無いから日本人オーナーの家を選んだのに、家を出る決意をしたので1ヶ月間は2つの家賃を払う事に…

この様にシェアハウスでも色々と失敗談も多くあります。
もちろん未然に防げる事も有りますが、よっぽど運が良くない限り、1件のシェアハウスにずっと住む方が珍しいです。

実際に私は留学中、ホームステイを含めて4つの家に住みましたし、海外生活中はいくつの家に住んだか覚えていない位です。笑

私が特に長く滞在したのがアパートメントタイプ。
2LDKを私の友人達と一緒に住みました♪

買い出し係り、ご飯作る係り、洗い物係りなどをルールは作って、みんなでワイワイシェアハウス暮らし。
家の中では日本語も使っていましたが、友人が友人を呼び、まさにパーティハウス。笑
私のネイティブの友人を招く事も多く、一緒にゲームしたり、ジブリの英語バージョンを見たり、1階にある共有のプールに飛び込みに行ったり、何故か皆で筋トレが始まったり、私の日常会話の英語力はこうやって楽しみながら覚えていったと言える位、とにかく楽しんで英語を使っていました。

日本語と英語の切り替えが早くなったのも、きっとこの日本語と英語が入り乱れている環境が私のこの能力を育ててくれたと思います。笑

冬は震えながらベランダで魚焼いたり。笑

冬のベランダから

夏は夜遅くまで友人と将来の事、恋人の事について語り合ったり…

夏のベランダから

休日は昼間っからビール飲んでる私の友人。笑

昼間からビール

何故か成長期を終えている良い大人が身長測定をしていたり。

身長測定

寝る前にのんびりしていたらいきなりトレーニングが始まって、死にそうな顔の私。笑

夜中のトレーニング

音楽好きが集まる家だったので、休日になるとこうして家でセッションを楽しんでいたりも。

家でセッション

そんな思い出がたくさん詰まっているトロントでの私の家。
シェアハウスは何処に滞在するかも大切ですが、誰と滞在するかもとても大切。
家にいる時は静かに過ごしたい方は、それが実現できるルームメイト。私の様に、人が集まる家が良いなぁって思う方は、それが実現できるルームメイトと家に。

他人との共同生活は気も使いますし、時にはケンカもします。
でもそれ以上に楽しい時間もあるんだなぁと思ったトロントのシェアハウス生活でした♪

日本に、勤労感謝の日や子どもの日や元旦などの祝日があるように、海外にも祝日の文化があります。日本でも馴染みのあるようなクリスマスや元旦といった有名なホリデーから、あまり聞き慣れないようなホリデーまで多種多様です。

元々あまり多くないイギリスの祝日。中には、祝日が少ないことから設定された祝日もあり。笑

今回は、ロンドンには限らず、イギリスの年間の祝日をピックアップして、どういった日なのかを月ごとに見ていきましょう。全て2016年ベースの情報になりますが、毎年その辺りの日程に設定されることが多いので、ぜひご参考ください♪

★1月★

1月1日:New Year’s Day(ニューイヤーズデー)

日本と同じように、一般的に元旦はどの国も祝日になります。

お店も殆ど閉まっているので、家族でゆっくり年越しから年明けまで過ごすようです。

ロンドンでは、ニューイヤーズパレードが行われるので、留学中にロンドンで年越しをされる方はご友人を誘って一緒に観に行くのも良いですね♪

★3月★

3月25日:Good Friday(グッドフライデー)

イエス・キリストが処刑された日です。この日から日本で言うゴールデンウィークのような連休となり、ここから土日を挟んだ4日間、俗に言うイースターホリデーという期間になります。

3月28日:Easter Monday(イースターマンデー)

上記のGood Fridayとセットです。

イースターは、別名「復活祭」と呼ばれ、イエス・キリストが処刑された3日後に復活したことから設定されている祝日です。キリスト教を信仰している方にとっては、年間を通しても非常に重要な祝日の1日となります。

たまごの殻に色を塗ったり絵を描いたりと言ったデザインを施して飾るのがイースターの伝統的習慣のようになっています。

また、たまごの形をしたチョコレートも人気もこの時期になったらよく売られています♪(日本でもエッグチョコが売られていますが、このイースターが関係しているのかな?)

★5月★

5月2日:Early May bank holiday(アーリー・メイ・バンクホリデー)

3回連続で続く祝日。Bank holidayとは、なんぞやと思われる方も多いと思います。

これは、1871年に制定された法に基づいている祝日です。元々の由来はJohn Lubbockというイギリスの銀行家が「働き過ぎているから、もっと休みを増やそう!」という声を上げて出来たお休みになります。5月や8月は、ロンドンは気候も良く過ごしやすい美しい時期。そんな時に、少しでも羽根を休めてゆっくりしようと出来たお休みです。

5月30日:Spring bank holiday(スプリング・バンクホリデー)

5月2日と同様です。同じ月に2回もある…!

★8月★

8月29日:Summer bank holiday(サマー・バンクホリデー)

5月2日と同様です。

ちゃんと連休になるように設定されているのですね♪

★12月★

12月26日:Boxing Day(ボクシングデー)

クリスマスの翌日に設定されている祝日です。スポーツのボクシングと同じスペルになりますが、全く別物です。いくつか諸説があるのですが、有力なのは下記の2つ。

1.教会で貧しい人たちのために寄付箱を設置して寄付を募り、クリスマス翌日にその寄付箱を開いて貧しい人たちに配ったから。

2.郵便配達をしている人や大きなお家で使用人をしている人はクリスマス当日も働かないといけなかった方のために日頃のお礼を込めてプレゼントの箱を送ったから。

どちらも“箱(BOX)”にまつわることから、Boxing Dayの由来になっています。

また、冬のバーゲンの始まりとしても、この日が皮切りとなるようです♪

12月27日:Christmas Day(substitute day) (クリスマス祝日代休)

2016年は25日のクリスマスの日が日曜日で、もともとお休みの日のため、日本と同じように振替休日で27日もお休みになります。クリスマスイブの日と合わせてみると、4連休ですね。

クリスマスは日本でも馴染みがありますが、元々はEasterと並ぶキリスト教を信仰する方にとっては、とても重要な日になります。イエス・キリストが生まれた日で、降誕祭と呼ばれています。教会でお祈りやクリスマスイベントが催されたり、街中はイルミネーションやクリスマスツリーで彩られたり、家庭ではクリスマスディナーやサンタクロースからのプレゼントが準備されたりと、12月に入ると一気にこのクリスマスのための準備が進みます♪

国によっても少しずつ異なる、祝日。

今回は、イギリスでの共通の祝日をお伝えしましたが、都市によってまた別にイベントごとがあったり、祝祭日があったりと、現地ならではのものが沢山あるので、色々なイベントに参加して地域の祝日を是非堪能してください♪