留学記事(カテゴリー):トロント現地情報

以前と比べて人気上昇傾向にあるトロント留学!!
日本ではあまり知られていない土地だからこそ心配になるのが治安…。だと思います。

またワーキングホリデー制度を利用してトロントに行かれる方も多いですが、家探しなんかもとても心配ですよね。特に自分の借りた家の近くの治安が悪かった…。なんてことにならないか、土地勘がない段階では特に心配になると思います。

ここではトロントの治安について、詳しくご紹介していきましょう!

ちなみにトロントは2015年度の治安状況では、カナダトップクラスに安全な数値となっています。
NAMBEOという海外のサイトにはなりますが、2015年の情報が上がっていますね!

詳しくはこちら

初めに2015年9月時点での順位を並べてみましょう♪
Safety Indexなので、数値が高い程安全です。

サレー:33.07
ブランプトン:45.49
ウィニペグ:46.06
ロンドン:48.00
サスカッチュワン:48.33
ケロウナ:53.12
ハリファックス:56.48
リジャイナ:58.11
エドモントン:58.96
バンクーバー:59.74
モントリオール:62.22
ビクトリア:63.01
カルガリー:65.63
ミシサガ:65.63
トロント:67.56
キッチナー:70.43
ウィンザー:71.78
ウォータールー:73.40
オタワ:76.81
ケベックシティー:80.09

想像通りでしたか??
2014年はオタワがトップで、それをトロントが追う形に。2015年初期はトロントがトップに君臨し、オタワがランクダウン。2015年度後半では、トロントがランクダウンし、ケベックシティーが上位に上がってきました!!
ちなみに東京は77.25。これと比較するとどれだけオタワやケベックシティーの犯罪発生率が低いかが分かりますね。

さてさて、トロントのSafety Indexは67.56。
これは決して悪い数値ではありません。カナダ全体が治安が良いもので、アメリカやオーストラリア、イギリスなどと比較しても大都市にしてはかなり良い数値です。

そんなトロントでも危ないと言われているエリアは御座います。
CBCトロントでとても分かり易いものを発表しているので、こちらをご参考ください。

トロントの危険なエリア

まず傷害事件についてですが、注目すべきエリアはなんと、ダウンタウン。
これ察しました。笑
原因は間違いなくお酒絡みのケンカだと思います。

日本でもだと思いますが、他人のケンカに巻き込まれてしまうのはなんとも不運。そんなことにならないように、話が通じない人に絡まれたらお店に逃げ込んだり、無視するのが一番ですね。

次は性犯罪について見てみると、驚くデータが。
学生街に集中しているんですよね。これは間違いなく、学生を狙った犯罪となります。
女の子は夜道の一人歩きは絶対にしない事、また特にこの学生街は夜になると人通りが本当に減ります。
夜中に行く用こともないと思うので、気に留めておくと良いですね。

さぁ、お次は薬物事件。
こちらはキャベッジタウンの南側に集中しています。
これらと現地の最新情報を加味した上で、おすすめのエリアとおすすめしないエリアを勝手にランキングしてみました。
といっても、1ブロックで治安はがらりと変わるもの。ピンポイントでエリアをお伝えするので、そこの近辺に住んでいて不安だなぁと思う方は、ぜひ、当社の現地スタッフに聞いてみてくださいね♪

★勝手におすすめエリアランキングトップ3★

1.Eglinton – St. Clair駅周辺
2.Danforth avenueのBroadview駅からGreenwood駅周辺
3.Sheppard駅 – Finch駅周辺

★勝手におすすめしないエリアランキングトップ3★

1.Jane×Finchの交差点付近
2.Sherbourne通りの東側
3.思いつきませんでした。笑

家探しについてはおすすめエリアはやはりネイティブの方にも人気で、家賃も高いです…。
家賃の相場も加味したおすすめのエリアについても、当社の現地サポートオフィスでのオリエンテーションでご紹介しますのでご安心を♪

ここまでデータをふまえてトロントの治安を解体してきました。
これだけネガティブな情報を与えておいてという気もしますが、トロントに対して悲観的になる必要はありません。
大前提として、カナダでトップクラスに安全な都市ですから、他の都市と比べたら安全な都市です。
薬物犯罪も性犯罪も実際に身近で起きていますから、東京でも大阪でもエリアによっては危ない所もあると思います。

大事な事は、土地が変わっても高い防犯意識を持つ事です。これさえ持っておけば、楽しいトロント生活になる事は間違いなし♪

こういった安全情報なんかもお気軽にお聞きくださいね!

★楽しいトロント現地情報★

楽しい事がたくさんあるトロント生活で、その楽しさを存分にお伝えすることができるように…

今日はこれ!!

Woofstock

凄く簡単にいうと、わんちゃんのためのお祭りです。

とりあえずわんちゃんがたくさんいます。
大きなイベントの時には、わんちゃんフレンドリーなホテルまで!!

※ペット持ち込み可という意味

本当に犬だらけ。笑

ちょっと疲れたなぁー、休憩しようかなぁー、お腹すいたなぁー。
あっ、なんかおいしそうなの売ってる!!

まさかの犬用でした。笑

こんなのまで…。

挙句の果てには…

わんちゃん用のV.I.P.ラウンジ。笑

実はこの日、とても暑かったんです。

夏に開かれたイベントで、トロントは日差しも強く、気温もその年で一番上がった程…。
日本と比べれば大した事はないんですが、体がすっかりトロントの気候に慣れてしまっていると、30度でもまさに酷暑…。

暑い…。暑い…。なんていいながら、わんちゃんが噴水で水遊びしているのを指をくわえてただ見て、かわいいなぁ、羨ましいなぁなんて見とれている私。笑

とりあえず人間様も水分補給!!栄養補給!!お腹すいた!!

と思ってうろうろ…。

露店はいっぱいあったんですが…

右を見ると犬用のクッキー。

左を見ると犬用のしゃぶれる骨。

少し歩くと犬用のジャーキー。

人間様のものがないっ!!!!笑

この日ばかりはイベント地域の露店で、人間用の食べ物や飲み物を見つける方が難しい日でした。笑

やっとこさ見つけた人間用の露店は大繁盛。

そりゃそうだ。笑

この日に人間向けに商売していれば逆に儲かったんじゃないか位大盛況。

そんな私は少し離れてコンビニで水分補給。

それでも犬好きにとっては最高の1日となりました。そして思ったのが、自分の愛犬を溺愛しているおばちゃんとお話した時に、自分の母親を思い出しました。笑

国籍問わず愛犬自慢は変わらないんだなと実感した日。

日本ではあまり馴染のないわんちゃん。
日本では小型犬が人気だと思うんですが、トロントだと大型犬を飼っている方がとっても多いです。
グレイハウンドを数匹まとめてみたのもこの日が初めてでした。

午前中からずっとわんちゃん密集率が高いこのイベントで午後までずっと癒しをいただきました。笑
お陰様でか、疲れ切ってるわんちゃんも。

夏のトロントはイベントが盛りだくさん!
ぜひ、ぜひ、Woofstockもお見逃しなく♪

~トロント留学お役立ち情報~公共交通機関について~

海外に飛び立ち、まず初めに困る事、それは公共交通機関だと思います!
ここではトロントの公共交通機関について詳しくご紹介していきます。

■TTC (Toronto Transit Commission)

トロントの留学生活でメインに使う公共交通機関が、TTCと呼ばれる交通機関です。

TTCは地下鉄、バス、路面電車を運営しており、トロント市内を網羅しています。その規模はニューヨーク、メキシコシティーに次ぐ3番目の規模と言われています。

1. 地下鉄(電車)

電車は全部で4本のラインが通っています。地下鉄地図を見るととても分かり易いですね。

まず黄色のラインが、Yonge-University-Spadina Lineと呼ばれています。そして、横に走っている緑色のLineが、Bloor-Donforth Line、そして黄色ラインのSheppard駅から右に出ている紫色が、Sheppard Line、そして右端にあるのがScarborough Lineです。

さすが大都市だけあって公共交通機関はしっかりと整備されていますね。

また、寒い都市ですので、地下鉄なのはとても嬉しい事。外にある駅もありますが、殆どが地下に駅があるので冬も安心です。

2. バス

トロント市の端から端まで網羅しているのが、このバスです。
駅から近い物件は家賃が高かったりするので、多くの方がバスを利用します。ホームステイ先でもバスを使う所が多いですね!
各駅からたくさんのバスが出ており、バスルートを地図化すると細かすぎて地元民でも覚えられないほど…。

バスに関しては時刻表があり、本数の多い所では5分に1本、少ない所では20分に1本バスが出ています。
最寄りのバスの来る間隔や、最終の時間はしっかり覚えておきたいですね。

時刻表はこちらから検索できます!

乗るバスの番号から検索して覚えておくととても便利です。
ただ、こちらの時刻表、時間通りに来ない事が殆ど…。路線によって変わってきますが、平均的にどれ位遅れて来るのかは知っておいた方が良いです。

3. 路面電車

主にダウンタウンで走っている路面電車。路面電車が現役で運航している数少ない都市である事から、路面電車はトロントの名物にもなっています。Spadina通りの路面電車は専用の路線があるので渋滞知らずですが、Queen通りの路面電車は一般車両と同じ道にあるので良く渋滞します…。

こちらも時間には余裕を持って利用しましょう!

■利用システム

バスや電車、路面電車など、日本でも馴染み深い公共交通機関ですが、利用システムが大きく違います。

初めてトロントを訪れた人が混乱するその違いとは…

1.料金が一律

そうなんです。どこまで乗っても料金いっしょなんです。

例えば1駅乗っても、トロントを端から端まで行っても料金は一緒。距離で幾ら、という考えではなく、1回あたりの運賃と考えると分かり易いですね。
この一律料金の考え方により、さらに難しいのが乗り換えシステム…。それは2番でお話しましょう。

2.乗り換えシステム

1回の移動であれば、無料で乗り換えができるシステムになっています。
例えば、地下鉄からバス、バスからストリートカーなど、目的地に行くまでであれば無料で乗り換えができるようになっています。

その場合は、必ずTransferと呼ばれる、乗換券のようなものをもらわなければいけません。
地下鉄の場合は、改札の近くに必ずTransferと書いてある赤い自動発券機が設置されています。バスやストリートカーについては前払いなので、料金を払った際に運転手に貰いましょう。料金を支払った際に、「Transfer please」といえば大丈夫です。

そして乗り換えの際に、入手したTransferを見せれば無料で乗り換えができます。

3.バスや路面電車ではおつりが出ない

おつりが出ないとかビックリしますよね。

これも留学生が混乱するトロントの常識。バスや路面電車には両替機は設置されていません。必ずピッタシで支払いをしないと損をしてしまうので注意です。

4.定期券は買ったその日から有効ではない

これも混乱するポイント。日本では買ったその日から1ヶ月などの期間が決められますね。

トロントでは1ヶ月の定期券(マンスリーパス)、1週間の定期券(ウィークリーパス)、1日の定期券(デイパス)が発行されています。
マンスリーパスは毎月1日から月末まで、ウィークリーは月曜日から日曜日まで、デイパスはその日限りとなっています。
どれだけ公共交通機関を利用するかによって、どの定期券がお得かを考えて購入すると良いですね。

・各定期のお値段
デイパス:11.50ドル
ウィークリーパス:40.75ドル
マンスリーパス:141.50

※2015年8月時点での情報です。

当社の現地オフィスでは割引定期券の予約販売を行っているので、トロントへ長期で留学の方はぜひ、ご利用くださいね。

■運賃について

1回の乗車:3ドル
TOKEN(回数券のようなもの):3枚8.40ドル 7枚19.60ドル

※定期券の料金は上記をご参考くださいね。

トロントの公共交通機関は日本とは違い、時間通りにはあまり来ません。

時間通りに電車やバスが運行しているのは日本だけといっても過言ではないので、海外に行った時には広い心を持って利用すると良いでしょう。笑

それでもトロントは他の都市と比べて非常に優秀な公共交通機関が通っていますので留学生活も安心です。

日本との違いも多い公共交通機関ですが、分からない事があれば現地スタッフにいつでもご相談くださいね。

トロント:バス