留学記事(月間):9月 2015

ニューヨークの治安

ニューヨーク留学希望者の中には、ニューヨークは治安が悪いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。確かに日本と比べると、普段の生活の中で治安は悪いと感じてしまうこともあるでしょう。しかし、ニューヨークはイギリスの雑誌『エコノミスト』が発表する「世界の安全な都市ランキング」でベストテンに入る世界的に見ても安全な都市の一つです。

ニューヨークは2000年頃に比べ劇的に治安が改善しています。多くの方が想像する「ニューヨークは危ない!」「女性一人で地下鉄には乗れない!」というイメージは、2000年以前のニューヨークです。当時は危険なエリアにはタクシーさえ近づかず、地下鉄は無法地帯、全米でも最も治安が悪い都市の1つとして有名な街でした。しかし現在では、殺人・強盗・レイプといった凶悪犯罪は全米平均より少なく、殺人に関しては2000年頃の3分の1になりました。

それでも犯罪の多い地域や注意しないといけないことがあるのも事実です。

安全で素晴らしい留学生活を送るためにもしっかりと治安について理解しておくことが重要です。

今回はニューヨークの治安について紹介しますので、参考にしてください。

【治安の悪い地域について】

・ハーレム:治安が良くなってきてはいますが、低所得者層も多く125丁目付近以外は歩かない方が良いです。
・イーストビリッジ:レストランなどが多くあり治安もかなり良くなりましたが、Avenue Cより東の地域は治安がまだ良くありません。

ハーレムとイーストビリッジの二つの地域をご紹介しましたが、これらの地域を含め多くの地域が昔に比べると治安が改善し必ずしも危険な場所ばかりではなくなりました。しかし必ずしもその地域全部が安全とは限らないので事前に情報を集め危険なところには近寄らないことが重要です。

これらの地域以外にも注意していただきたい地域は、マンハッタンの中心地であるミッドタウンです。人通りも多くイベントなどがある有名な地域ですが、実は観光客を狙ったスリや窃盗や強盗が多発しておりニューヨーク内で最も犯罪が起こっている地域でもあります。訪れた際には人が多くいるし有名な場所だからと気を抜かず、注意してください。

最後に一つ覚えておいていただきたい大切な事は、人通りが少ない道と夜道はどの地域でも危険が増すので可能な限り避けることが大切です。

【多い犯罪】

犯罪の種類別発生件数(2015年9月現在の情報)を見ますと泥棒・強盗が多い傾向にあり特にスリや置き引きの被害に遭うことが多いです。近年は財布以外にも換金性の高いスマートフォンやPCや携帯ゲームなども狙われるケースが増えています。日本人がついやってしまいがちな行動が狙われるので注意が必要です。

対策を下記の【注意する事】に書きましたので併せてご覧ください

【注意すること】

・人通りの少ない道や場所は避ける
・行動がおかしい人、浮浪者と思われる人などの怪しい人とは目を合わせず離れる。電車に乗っている場合は車両を移る。
・エレベーターに知らない人と二人だけで乗らない。
・ミッドタウンなどの繁華街で人が多くても安心せずに周囲に気を配る
・人前で大金を見せない。
・できるだけ現金を持ち歩かずカードを使用する。
・夜間は出歩かないようにする。
・現地の文化やルール、マナーを学び守る(守らないとトラブルになり犯罪に巻き込まれる事があります。)
・歩きながらケータイの操作やゲームはしない(スリや置き引きに狙われやすいです。)
・カフェなどで机の上にスマートフォンを置き放しにしない。ちゃんと身につけておく。(スリやひったくりに狙われます。)
・悪用防止のためにスマートフォンにはロックをかけておく。
・万が一の時にスマートフォンを捜索できるサービスやデータを遠隔で消去できるサービスに加入しておく。

以上が犯罪に巻き込まれないために注意することです。観光と違い留学する場合は滞在期間が長く、慣れてくるとこれらの注意点を忘れてしまいがちです。最高の留学にするためにも常に忘れず注意を払うことが大切です。

どんな些細な事でも、疑問や不安がございましたらお気軽に留学カウンセラーにご相談ください。留学カウンセラーに相談して疑問や不安を解消することが最高の留学への近道です。

※ニューヨークの都市情報

自由の女神

前回に引き続き、今回もこれ!

ナイアガラの滝!

実は前回、張り切りすぎて、ナイアガラの滝のうんちくや行き方をたくさん書きすぎてしまって、肝心のナイアガラの滝の観光情報を書けていませんでした。笑

ナイアガラの基礎知識からうんちく、お得な行き方などはこちらを前回の記事をチェック!

ナイアガラの滝に到着したら何をしたら良いのか!?

ここでナイアガラの滝おすすめスポットをご紹介していきます。

■テーブルロック

一番大きなカナダ滝のすぐ隣にある、絶景スポットの1つ!

ナイアガラの滝

ここからナイアガラのすぐ側までエレベーターで下がって、滝のすぐ隣で見れるツアーもあります。そしてトンネルを入り、滝を後ろから見ることも!

ナイアガラの滝:ツアー

■スカイロンタワー

ナイアガラの象徴の1つ、スカイロンタワー。高さは160メートル。このポイントから見るナイアガラの滝も、また絶景です。

■霧の乙女号

英語名は、Maid of the Mist。

ボートに乗って、滝のすぐ側まで行きましょうツアーです。これはナイアガラの滝で大人気!乗ってみれば分かります、とてつもない水量!まるで台風!

霧の乙女号に乗る方、絶対に濡れるので要注意!

霧の乙女号

■ナイアガラのダウンタウン/span>

ナイアガラの滝から歩いて10分~15分ほど川沿いを歩いていくと、ダウンタウンの入り口。ダウンタウンといっても、ナイアガラはとても小さな街です。ただ食事できる場所はそんなに多くないので、必然的に訪れることになるでしょう。

観光地のご飯はどこも高い物。私はいつもファストフードを食べていました。笑

■カジノ

日本では体験できないカジノ。
ナイアガラのカナダ側には2つのカジノがあります。

両方ともホテルの中にありますので、その空気だけでもぜひ、!ちなみにカジノに入るのは身分証の提示が必要で、未成年は入れません…。

ナイアガラ隠れおすすめスポット

■お化け屋敷

なぜかナイアガラにはたくさんのお化け屋敷があるので、全然隠れていないですが。笑
ナイアガラのお化け屋敷、基本的に好きなんですよね。
日本のように、心の底から震える怖さではありません。
いきなり空気が来たり、心臓に悪いお化け屋敷です。笑

驚いたのが、その暗さ!

日本だと、暗いといっても少しは見えますよね。また、安全上の理由で、非常口などの案内などもありますが、私の行ったお化け屋敷は、途中その明かりが一切ない。まさに暗闇。

壁を頼りに進んで行きましたが、壁の感触が途中で変わっただけでビクっとしました。笑

このチープだけれども、ビックリするくらい怖いお化け屋敷にぜひ挑戦してみて下さい!笑

■室内プール

Falls View indoor Waterparkと呼ばれる室内プールです。ウォータースライダーを始め、大人でも楽しめる室内プール!ナイアガラに泊まりがけで行く方などは、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか?

他にもナイアガラ地区にはたくさんの観光名所があるんですが、車を使わないと移動が難しい所ばかり…。そしてヘリコプターからナイアガラを見るツアーとかもありますが、なんせ高い…。

上記のエリアだけで1日使える内容ですので、ご参考くださいね。

それでは次にナイアガラの滝、おすすめお土産をご紹介!

1. スターバックスのナイアガラ限定マグカップ

限定物に弱い私。笑
ナイアガラのダウンタウンにスタバがありますので、そこで購入可能です!

※アメリカに繋がっている、レインボーブリッジのすぐ側

2. HERSHEY’Sのチョコレート

ダウンタウンにHERSHEYのお店がありますが、ここのお店はとても大きく、色々なチョコレートが買えます。スタバのすぐ近くにあるので、スタバのついでに訪れると良いでしょう。

3. お土産屋さんで買える、カナダっぽいもの

定番のお土産は、そこら中にあるお土産屋さんで購入可能!私のおすすめは、このTシャツ!カナダならではです。笑

Tシャツ

さぁ、私の主観がかなり入った、ナイアガラの滝のおすすめ観光名所とお土産!
1日時間を作っておけば、ナイアガラの滝は十分に満喫できます。

トロントからお越しの方は、朝のバスで出発して、ナイアガラを夕方に出て夜にトロントに戻ってくる日程で十分でしょう。
夜のライトアップも見たい!と言う方は、お昼位にトロントを出発し、ライトアップを楽しんでから帰るなんてこともできますね。

カジノをメインに楽しむギャンブラーは、カジノは24時間やっているので、夜のバスでトロントを出発して、始発で帰るなんてこともできます。笑

余談ですが、カナダで見つけたシャワーヘッド。
ナイアガラモードにすると、どれだけの水量が出てくるのでしょうか。笑

シャワーヘッド

ニューヨークの物価:家賃・交通費・地下鉄について

ニューヨークでの生活のために物価を知っておくことは大切なことです。今回はニューヨークに留学した時の滞在方法と家賃そして、交通手段と費用についてご紹介します。

ニューヨークの滞在方法と家賃

1.ホームステイ:$1200~$1500

2.学校寮
個室:$1300~$1600
相部屋:$900~$1100

3.シェアハウス
:マンハッタンの場合$800~$1300
:マンハッタン以外$500~$800

4.プライベートルーム
:マンハッタンの場合$2000~$3000
:マンハッタン以外$1500~$2000

マンハッタンは家賃が高い傾向があり、クイーンズやブルックリンの方が安く、部屋も広くなることが多いです。また多くの留学生がクイーンズやブルックリン地区を選んでいる印象があります。

滞在方法はこの4つのいずれかになるのですが、ホームステイ、学校寮、シェアハウスに関しては家賃に光熱費や食事などが含まれているのかは場所により異なりますので注意が必要です。どの方法もメリットとデメリットがあり、それをしっかりと理解した上で方法を選ぶことが大切です。以下が各滞在方法のメリットとデメリットになります。ぜひ、、参考にしてください。

ホームステイのメリットは留学先の国の家族や文化を体感できること、そして多くの日本人を受け入れた経験のあるホストファミリーならこちらの国の文化に理解があり、誤解が生まれにくく、もし問題が起きても速やかに対処してくれます。デメリットとしてホストファミリーの性格や作る食事が合わないなど相性が合わないと費用が高く感じてしまうかもしれません。不安に感じる方は留学カウンセラーに相談し自分に合った滞在方法を見つけることをおすすめします。

学校寮のメリットは多くの人種や価値観の学生と交流することができることです。また学校の近くにあることが多く通学が楽なのも嬉しいです。デメリットとしては様々な国の人がおり、ネイティブスピーカーばかりではない。また安い寮などは空きがない場合もあります。学校寮は語学だけでなく多ような文化や価値観触れたいという方におすすめです。

シェアハウスはプライベートが保ちやすいことや、気の合うルームメイトが見つかれば快適な生活が送れることがメリットです。一方でシェアする人が見つからなかった場合やシェアする人数が少ないとあまり安くならないことがあります。

プライベートルームは自分のプライベートが守れるだけでなく他人とのトラブルが起こらないという大きなメリットがある一方でコストが高く、また現地で部屋を探したり契約したりと時間と手間、そしてそれらを行うだけの語学力が必要となります。そのため語学力に自信があり、学校で学ぶ以外にもニューヨークで自由な生活を楽しむことに重点を置く方にはオススメの滞在方法です。

いかがでしょうか?どれが絶対に正しいというものではなく、自分の性格や留学の目的を踏まえて選んでください。どの滞在方法に関しても、わからない事や不安な事は留学カウンセラーに相談ください。お客ように合った留学プランをご提案いたします。

ニューヨークの交通手段と費用

ニューヨークでの留学生活において交通手段は地下鉄とバスがメインとなります。地下鉄とバスについてご紹介します。

【地下鉄】

地下鉄にはメトロカードという乗車券があり、これを使って地下鉄に乗るのが一般的です。このメトロカードには3種類あるのでご紹介します。1つ目は日本で電車に乗る時のように$2.75で乗車券を購入するシンプルなものです。2つ目はお金をチャージして使うタイプです。こちらは$5.5チャージすると約$0.6をサービスしてくれ約$6.1チャージされます。3つ目は乗り放題のパスです。日本の電車の通勤定期に似ています。*現在は7日間パス($31)と30日間パス($116.50)が販売されています。こちらは何度も乗り降りする方にはお得です。学校のカリキュラムやライフスタイルに合わせてお得なものをご購入することをおすすめします。またこれらの3種類のメトロカードでローカルバスに乗ることも可能です。

(*2015年9月現在)

【バス】

市内バスの基本料金はメトロカードを使えば、地下鉄と同じで決められた区間内ならどこまで行っても一律$2.75です。乗り換えも2時間以内に1回までなら追加料金なしです。ニューヨークのバスは急行バスでも1区間が徒歩10分ほど度距離なので乗り過ごしても歩いて戻れるのも便利です。注意していただきたいのはバス料金を現金で支払う場合は小銭のみでまたお釣りがでませんので、メトロカードをご利用する方が快適です。

メトロカードを持っているだけで地下鉄とバスが乗れるのは大変便利です。メトロカードでバスと地下鉄を上手に使い分けてニューヨークを満喫してください。

※ニューヨークの都市情報はコチラ

イエローキャブ