留学記事(カテゴリー):カナダ

皆さん、こんにちは(*^○^*)

シルバーウィークまっただ中…行楽の季節ですね。
行楽といえば、私がシアトル留学中に絶対に叶えたかった事。

それは… 「アメリカ-カナダ間の国境を越える!」

当時の私は、国1つを跨ぐなんてきっと大変な事だと思っていました。
ですので正直、「叶えられたら良いなぁ」くらいの気持ちでいました。
でも実際、本当に身近で全く面倒ではないのですね。
仕事で毎日シアトルとバンクーバーを行き来する人もいるとか。

そんなこんなで、いとも簡単に1つの夢を叶えてしまった私は、近い事が当たり前の感覚に陥り、滞在中結局4回ほど遊びに行きました。

意外と近くて、陸続きで、日本では出来ない体験をすることができる。
今回は、そんなシアトルとバンクーバー間の行き方についてご案内させていただきます。

まず各都市について簡単にご説明しますね。

★シアトルってどんなところ?

シアトル

昔ながらの港町として有名でスターバックスの聖地でもあります。
観光名所や美味しい食べ物(特にシーフード!)も多数。
また様々な大企業を輩出しているベンチャー精神にあふれた都市ですが、
街並みは決してビジネスライクなだけではなく緑や海に囲まれて、
週末はゆっくりと過ごしていただくこともできます。
アジア系の移民も多く、ダウンタウンでは紀伊国屋でお買い物もできます。

★バンクーバーってどんなところ?

バンクーバー

カナダの西海岸に位置する、近代都市と大自然の融合する比較的コンパクトな都市。
バンクーバーオリンピックで有名になったシンボルや煉瓦道路のオシャレなガスタウンは、
徒歩で色々な場所へ移動できるのが魅力です。
今までに世界で1番住みやすい街としても選ばれた事があります。
カナダといえば、「寒い」というイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、
バンクーバーの冬の気候は日本の東京とあまり変わらない程度です。
『レインクーバー』という造語があるように、雨は多いです。(シアトルも同様)

【シアトル~バンクーバーへの行き方】

シアトルとバンクーバー間1

シアトルとバンクーバー間の約2

シアトルとバンクーバー間の約200kmの距離。
公共交通機関を利用すると、大きく分けて、飛行機、長距離バス、列車の3パターンがあります。
車でも3時間前後で行けるので、国際免許証を持っている方やお友だちで車を持っている方がいれば、ドライブがてらも良いですね♪

1.長距離バス

一般的に利用される方法、1番ポピュラーな方法だと思います。どの方法の中でも費用も1番安いです。
1日に約10便程度で運行されており、片道約3時間半~4時間半ほどの所要時間となります。
たくさんのバス会社さんがありますが、私が利用したのは『Quick Shuttle Service』です。

○料金

片道:$43 往復:$69 ※2015年9月現在/大人1人分/ダウンタウンシアトル発

もしお友だちや家族など、大人数で行く場合は、もっと安くなる場合もあるようです★
長距離にはなりますが、車内も狭くなくのびのびと過ごしていただけます。現地で仲良くなったお友だちと一緒にプチ旅行も良いです。

2.飛行機

あまり時間がなく、短時間で移動したい方向けの方法です。

費用はバスよりも勿論かさみますが、移動時間片道50分と1時間かからず到着することができます。

1日5便ほど運航している『Air Canada』は便利なようです。

○料金

片道:$160 往復:$360 ※2015年9月現在/大人1人分

時期や日にちによって値段も変動しますが、おおよそこのくらいとなります。

3.鉄道

私自身この方法を利用した事はないのですが、今考えてみると1番楽しそうだなと思う方法です。

アメリカ中を走っているAMTRAKという鉄道のCascades線になります。海岸沿いを走る鉄道での旅は、外の移り変わる自然の景色や素敵な眺めを感じながら、道中もプチ旅行の気分を味わいながら移動ができます。所要時間は、バスとあまり変わらず、4時間半ほど。

こちらが『Amtrak Cascade線』です。

○料金

片道:$42 往復:$84 ※2015年9月現在/大人1人分

座席や時間帯によっても異なるようですが、平均は上記くらいになります。
バスと比較してもそこまで大きく変わらないので、時間に余裕がある方や道中もゆっくり楽しみながら旅をしたい方におすすめの方法です。
余談ですが、このAmtrakはシアトル~バンクーバーに限らないので、サンフランシスコに南下したりするのもありです。

いかがでしたでしょうか?

ひょんな事から叶った1つの私の夢『国境を越える!』

入国審査も緊張せず無事終え、シアトルとはまた一味違う雰囲気を感じることができました!皆さんもぜひ、叶えてください(*^○^*)

ここまで読んでいただいた皆さんに、おまけです★

私が初めてバンクーバーに行った時に気付いて、とっても興奮したものがあります。

マクドナルドのM

マクドナルドのMの中をご覧ください。
マクドナルドだけではないそうで、街中でもっと見つけていただくことができるようです。

なんだかワクワクしませんか?

ぜひ皆さんも、カナダへ行かれた際は、このマーク見つけてくださいね♪

留学の醍醐味の1つ、観光!!

その土地の特徴や文化を知る上でとっても勉強にもなる観光ですが、今日はトロント留学でおすすめ観光地であるカサロマをご紹介!

カサロマ(Casa Loma)

カサロマはトロントのミッドタウンにあるプライベートキャッスルです。
カサロマを知るためには、まずカサロマができた背景などを知るとより面白くなります。

20世紀の始め、ヘンリーさんというとってもとってもお金持ちの方がカナダにいました。
プライベートキャッスルという名の通り、カサロマは個人のお城です。
個人でお城を建設できちゃう位お金持ちのヘンリーさん。ナイアガラの滝を使った発電で巨額の富を得た大富豪です。

ヘンリーさんが本気出して家を建設するとこうなる!みなたいな感じでしょうか。笑

家にしてはその巨大すぎるプロジェクトですが、総工費はなんと350万ドルと言われており、日本円に換算すると3億5千万円。
1900年初頭のこの価格で、日本は銭の単位を使ってた事を考えるとこの金額がとてつもない事が分かると思います。
きっと当時のどこかの国の国家予算に匹敵しそうな額ですね。

300名もの労働者を動員して完成までにかかった年数は、なんと3年。
98もの部屋があるこのお家。

当時のカナダで最大の個人宅と言われていました。

事業で大成功をおさめ、壮大過ぎる家を建設し、まさに成功者への道をしっかりと歩んでいるかに見えたヘンリーさん。
第一次世界大戦中にトロントの家にかかる所得税は、年間600ドルだったのが、月1000ドルにまで急騰。
すでにアート(絵画など)で1億5千万と、家具で2500万円使っていたこともあり、この増税はヘンリーさんの懐にかなり打撃を与えます。
他にも様々な事情があっての財政難だとは思いますが、とても悲しい結末がヘンリーさんを待っています。

なんと、ヘンリーさんがこの豪邸に住んだ期間は10年以下。
1923年には手放してしまうことに…。

その後はホテルなど、様々なかたちで利用されてきましたが、今となっていはトロント市が運営して多くの観光者がおとずれる名所となっています。

そんな豪邸はどんなものなのか、写真でご紹介!

まずこの外観。

あいにくの曇り空の写真ですが、毎日帰る家がこんなお城だったらどんな気持ちになるんでしょうか。

カサロマ1

お次はこの素敵すぎるお部屋。

椅子に座って読書とか最高の休日になりそうですね。

カサロマ2

このピアノも実際に使われてたんでしょう。

カサロマ3

こんなパーティールームがあったら、毎週のように友人を招待したくなりますね。

カサロマ4

この美しすぎる庭園も見どころです。

カサロマ5

カサロマ6

プライベートキャッスルなので、ヨーロッパになるお城と比較するともちろん規模は小さいですが、王様とかではなくて個人でこれを所有していたというのが凄い所。

カサロマまでの交通ですが、公共交通機関がとても便利です。

Dupont駅から徒歩10分ほど。

半日ほどの時間を見ておくと良いでしょう。

ハリウッド映画でも使われる名所ですし、また運が良ければお偉いさんが立ち寄ることも!?
この時は、Queenが来ていると担当が言っていましたが、留学したての私はどこのQueenかは分かりませんでした…。

カサロマ7

カサロマ8

皆さん、こんにちは(*^○^*)

つい先日「もう9月ですね」とお伝えしたばかりなのに、9月も折り返しとなりました。
留学チーム仲良く一緒に帰りながら、「時間が過ぎるのが早過ぎてビックリする!」と、夜風に吹かれながら話していたのですが、本当に本当に早い…。

さて、本日は、ビクトリア留学中のお客さまから現地での生活についてのお声をたくさんいただいているので、シェアをしたいと思います♡

★ビクトリアとは・・・

カナダでも最も過ごしやすいと言われている都市になります
緑豊かで季節の花もとても美しく、リタイアした方が多く移住されていることもあり、
のんびりとしたアットホームな雰囲気が漂う環境です。
治安も非常に良く、昔から留学生が多い街なので初めての留学でも安心です。
気候はバンクーバーに近いですが、カナダで1番過ごしやすい気候とも言われており、
温暖で降雪も滅多にないため、冬でも比較的快適です。

ビクトリアで、1ヶ月間の留学をしている愛海さん!
ご渡航前からとても留学を楽しみにしていた方なのですが、留学が折り返し地点になるとともに、たくさんのビクトリアでの生活に関するメッセージをくださいました。

花火1

花火2

「花火は、夏の間、毎週土曜日にButchart gardenで見れるらしくてラストチャンスだったんです*゜_゜*!」
とっても綺麗ですよね。夏の風物詩でもある花火が、異国の地・カナダのビクトリアでも見れるなんて、ラッキーです*^_^*

庭園1

庭園2

「街の至るところに花があって、とってもきれいで癒されます*^^*」
留学先を決める時に都市も迷われていましたが、お花も自然も大好きだという愛海さんに都市を決める際の決め手となったきっかけも、実際にビクトリアで楽しんでいらっしゃいます。

料理

「色々な国の友達もたくさんできて、自分の世界が広がっていきます!」
「サウジアラビアの友だちが作ってくれました!
サウジアラビアの人はカプサをたくさん食べてます(笑)
発音が違いすぎて、初めはまったくコミュニケーションとれなかったけど、仲良くなれました!」
『海外のお友だちをたくさん作る』そんな目標もたくさんクリアしていますね。

この他にも、ホストファミリーとの事、美味しい食べ物を食べた事、観光をしている事など、たくさんの思い出を作っているようです*^^*

最初は、話せなくて聞き取れなくて悔しい思いもした愛海さんですが、そういった殻を破って今はとてつもなく楽しいと仰っています。

私の初めての留学時もそうですが、やっぱり最初はどれだけ準備をしていても、心構えをしていても、全く知らない環境で1から始めるので、それだけで不安や心細さはどうしても襲ってきてしまいます。
今までも、留学が初めてでホームシックになった方もたくさんいましたし、そうでなくても英語が伝わらない悔しい思いは更にたくさんの方が通ってきた道です。でも、初めてなので、当然だと思います。
でも、そこから後は自分自身がどう向き合っていこうか頑張っていこうかという気持ち1つで変わってくると私は思います。振り返ると、「辛いこともそういえばあったな」というような。上手く言葉に出来ないけど、きっと自分の中で何かに繋っていくはずです。

留学生活も折り返し地点。最後まで、お勉強もしっかり、遊びもしっかり、たくさん思い出の残る留学生活にしてくださいね★