留学記事(カテゴリー):のりゆきの海外体験記

トロント留学体験記、ついに10話目に突入!

留学して半年、トロント生活にもすっかり慣れてきた私。

私は英語力はもちろんのこと、たくさんの人の生き方を知って、自分の世界を広げたかったので、とにかくお友達をたくさん作る事を頑張った留学生活。
留学に行ってから始めたFACEBOOKもこの頃には友達が100を超える位に…。
※最終的には300人を超えたのにはびっくりしました。笑

トロント留学中。
もちろん旅行も行きます。

トロントから行ける身近な有名観光地は、ナイアガラの滝!

こちらのページで詳しくご紹介しているので、ぜひ、合わせてご参考くださいね。
トロント留学体験記【其の六】ナイアガラへGO!

当時、私は日本人のルームメイトがいました。
時には空気が悪くなることもありましたが。
基本的にはとっても仲が良くて、私のマイペースも理解してくれる広い心の持ち主でした。笑

家で朝までずっとウイニングイレブンしてたり、リトルインディアに行って良く分からんままにスパイス購入してインドカレーを作ってみたり、なんだかんだとっても楽しんでた気がします。笑

ある日、ルームメイトとどこかに行こうとなった時、なぜかその目的地はハミルトン!!

Goトレインで行こうということになりました。

Goトレインとは、トロント市街まで通じている長距離列車の1つです。
Goバスもあり、一緒の運営会社です。

トロントのUnion駅から生まれて初めてのGoトレイン。
切符を買おうとUnion駅をフラフラ…。

フラフラ…

切符売り場がないっ!!

プラットフォームに行けてしまったけど、そのまま乗っていいんかな?

乗ってしまえ!!

という事で、来た電車に普通に乗車。

電車内で切符買うのかなとおもって、またフラフラ…。

フラフラ…。

ないヽ(  ̄д ̄;)ノ

まさかの良い大人がキセルしてしまっているのではないかと、もう不安でしかない私。笑

下車する時にも払うことなく。

後で調べてみたら、プラットフォームには改札なしで普通に行けるんだけれど、切符は乗車前に買わなければいけないようですね。

私、無賃乗車してしまった様です。笑

実は降りた駅がハミルトンの1つ前の駅で、そこからGoバスに乗り換えてハミルトンへ向かったのですが、バスに乗車する際に切符が必要。
そこで私気がついたんですよ、無賃乗車に( ̄д ̄)

バスの運ちゃんに事情を包み隠さず話して、なんとかなりました。笑

ハミルトンに到着して何をするでもない、普通に街を散策。

ハミルトン

思った以上にハミルトンは小さな街。そりゃトロントに比べれば小さな街ですが…。

ここで友人とある決断に。

ナイアガラに行こう!!!

その時もはや夜。笑

えぇ、行きましたよ。完全に悪ノリです。

夜のナイアガラ

夜中のナイアガラに到着。

すさまじい滝の音がナイアガラに鳴っている中、滝は見えない。笑

やっているお店、ない。

オープンしている施設、カジノだけ。

夜通しカジノ決定♪

そう、カジノは24時間営業しているんです。
テーブルゲームしたり、スロットマシーンしたり、高額スロットマシンを1ゲームだけ回してみたり。

残念ながら億万長者の夢は掴めませんでしたが、大きく負けることもなく、今までのカジノで一番良い思い出になりました。

留学中の、ちょっと大人の悪ノリでしたね。笑

私の留学の目標は、本気で遊ぶこと。

せっかく海外にいるんですから家にこもっている生活ではなくて、外に出て友達と遊んで、英語を使うことが当たり前になりたかったという私の希望のもと、この目標を自分の中で掲げていました!

そんな目標を持っていた私なので、イベントやパーティーがあればどんどん参加していた私。
一時はもしかしたら参加率的にある意味有名人になっていたかもしれません。笑

そんなイベントの時にあった悲しい出来事。

友達を友達に紹介する事は日本よりも多い欧米文化。
映画のワンシーンでも良くみるかと思います。

留学が始まって数ヶ月たっている私には、その文化もとても慣れてきて、自分もできるようになってきていた頃のあるイベントにて。

イベント会場にて私の友人を発見。
「Yo what’s up dude」なんて言いながら握手をする、なんか欧米っぽいことも慣れてきていた私。笑

その友人が日本人の女の子と一緒にいたので、紹介を受けました。
そしてその後のやりとり…

私:「あっ、日本人の方なんですね。僕はのりゆきっていいます。よろしくね。」

日本人の女の子:「ごめんね、私日本人には興味ないから」

私:「…。」

この違和感しかないこのやり取り。
友人に紹介された以上、簡単でも良いから挨拶をするのが礼儀。
でもその女の子は、私が日本人だから関係を持ちたくないとバッサリ切ったのです。

私に対しての失礼な言動、そして私の友人の面子を潰す言動、さらに人種差別のこの言動。
私は怒りを通りこして、悲しい気持ちになりました。

気持ちは分からないでもないです。
せっかく留学に来ているんだから、日本人とつるみたくない…。なんて思う方もいると思います。
私も留学前まではこんな事考えていました。
それはそうですよね、海外まで行って日本語を話さなくても。

でもこの考えは、少し間違えると自分の首を絞めてしまうからとても注意が必要なんです。
というのも、冷静に考えると、日本人とつるみたくないという発想は、日本人を除外するということ。

人種で友人を選ぶということになります。
こんな悲しい事ありません。
〇〇人だから関係持ちたくない。

みなさんはどう思いますか?

私はそれに気がついてから発想が変わりました。
日本にいるときは人種に対してたくさんの先入観があった私も、何人だろうが良い人は良い人、悪い人は悪い人と気がついてから全てが変わって気がします。
人種という眼鏡をかけてその人を見るのではなく、裸眼でその人を見るようになったのです。

日本人と一緒にいたって、英語環境を作る事は簡単です。
私の自慢はたくさんの友達ができたこと。そしてその友達の中にはたくさんの日本人もいますが、誰よりも多くのカナダ人のコミュニティが出来て、親友と呼べる本当に信頼できる友人が2人もできました。彼らとは留学が終わった今でも連絡を取り合っている仲です。
その彼らとの出会いのきっかけは、まさかの日本人の友人からの紹介でした。

たった1人ぼっちから始まる留学生活。
そこから段々と大きくなっていくコミュニティ。
私は日本人の友人がいても良いと思います。

留学中に気を付けておきたい事は、「日本語に甘えないこと」であり、「日本人と交流を持たないことではない」と私は思います。

これが難しいんですけどね。笑

これから留学を考えている方、いま留学中の方。
自分が日本人を除外していたつもりが、いつの間にか自分が周りから除外されているかもしれません。

一期一会を大切に、多くの友人を作っていって欲しいと思います。

まさかのナイアガラの記事で2回も続いてからの8回目。

私の実体験をふまえた、トロント留学の「本当」を書かせていただきました!

初めてナイアガラに行ったのが秋前のナイアガラ。
日本と違って、9月に入ると気温はグッと下がり、ジャケットが必要な気温へ。
トロント留学を考えている方で、真っ先に心配する事、

それは、

トロントの寒さ!!

ではないでしょうか。

私も正直、かなりビビってましたよ。笑
だってマイナス20度超えるなんて言われたら、そりゃ。笑
トロントの冬というものがどれだけの寒さなのか、写真を見た方が分かり易いと思うので、何枚かご紹介!
※2015年の冬に留学した生徒さんが提供してくださったお写真です♪

湖も凍ったり

トロントの冬1

雪に埋もれてみたり

トロントの冬2

氷の彫刻なんかが街中に普通に生存できたり

トロントの冬3

またまた雪にまみれてみたり

トロントの冬4

見てるだけで寒そう…、なお写真ばかりですが、確かに寒いです!
冗談抜きで寒いです!

といっても、これはあくまでも東京に比べたらのお話ですね。
トロントの気候の目安ですが、北海道と同じ位です。

そしてここがポイントですが、

トロントは街全体での防寒対策がとてもしっかりしている事!

です。

はるか昔からずっと寒い地域ですから、それなりに対策はされています。

まずは家の中!

半袖で十分です。セントラルヒーティングと呼ばれる、家全体を暖めてくれる機能が家には絶対についています。そして、冬の間に保たなければいけない室温が法律で定められているために、家の中はいつもポカポカ。

日本だと湿度も高いので風通しも良くなっている作り?になっているのか、隙間風も寒いですよね…。
トロントでの生活では、家の中が温かいので、体が冷えるなんてことは特にありません。
その状態で、しっかりと防寒をして外に出れば、体が冷える前に最寄駅についてしまうので特に苦にならなかったですね。

そしてさらにその防寒対策で心強い見方が、地下鉄の存在!!
地下にある駅が殆どなので、安心です。笑

そしてさらにトロントには、パスモールと呼ばれる巨大な地下街が存在します!

なんとなんと、Dundas駅からUnion駅まで地下街のみで行けてしまう程大きなもの。そしてBloor Yonge駅周辺にも地下街がありますね。

このように地下街の発達も、防寒対策には大きく役立っています。

それでも寒いものは寒い…。笑
そんなトロント留学ではどんな防寒対策をしていれば良いのかアドバイス♪

■寒さの質の違い■

トロントの冬の寒さは、日本の冬の寒さのように体の芯から冷える寒さではなく、風が痛い寒さです。どちらも嫌ですが。笑

私の経験上、トロントの防寒で大事な事は、

1. マフラーや手袋などは絶対に!
2. なるべくダウンジャケットをおすすめ

です!

冷気が中に入ってこないイメージですね。

また、乾燥しているのもあり、雪は染みてきません。雪を付けたまま室内に入ると、それが解けて濡れてしまいます。ナイロン生地のようなものだと、室内に入る前に雪を払えるので便利♪

■カナダグースは必要ですか??■

よくある質問!!!私も現地にいた時は何度買おうと思ったことか。笑
カナダグースの防寒性は凄いです。
半袖のTシャツにカナダグースのみでも、マイナス20度いけちゃいます。

でもここで難点が…

まずカナダグース。とっても高いです。
安いものでも約700ドル位します。
そしてその防寒性の強さ。
日本では絶対に必要ありません。
カナダ仕様のカナダグースを日本で着てたら絶対暑いです。

皆着てるのが嫌なひねくれ者の私は結局買いませんでしたが。笑
カナダグースを検討している人は、真剣に検討する事をおすすめします。

ちなみに私ですが、カナダで5回冬を経験しています。
その全てを、日本で買った1万円の普通のダウンジャケットでしのぎました。笑

いけるんですよ。

日本の東京で着るような、防寒性よりもファッション性が勝る1万円のダウンで。笑
それでも手袋、マフラー、ヒートテックはMUSTでしたね。

体感温度マイナス20度の世界。
確かに寒いです。

でも私は冬に日本に帰ってきて、即効で風邪ひきました…。
日本はプラス域の温度なのに…。笑

これからトロント留学を考えている人はぜひ、ご参考に!