ケベックシティーと呼ばれる街を知っていますか?
日本では、聞いたことがないという方もいると思います。
日本からは直行便も出ていないのと、北米の東海岸にあって、移動距離も長いのであまり人気が出ないのかもしれませんね。
ケベックシティーは北米の歴史上とても重要な拠点となっており、その背景から小さい街ながらも見どころが満載の都市として、今では世界中から観光客が集まる観光都市となりました。
ではなぜそんなに人気があるのか…
それは
街自体が世界遺産になっている!!
というとても珍しい都市。
ケベック州の州都であるケベックシティーに入植し始めたのは16世紀。
地図を見ていただくと分かり易いのですが、ケベックシティーを挟んで流れてる、セントローレンス川は大西洋を入り口とし、五大湖へと繋がっているとても大きな川です。
当時の移動はもちろん船ですから、北米入植にこのセントローレンス川は非常に重要だったのです。
その入り口にあるケベックシティーでは、昔から戦争が絶えませんでした。
簡単にご紹介すると、その戦争ばかりの都市を、まるごと要塞にしてしまった街なんです。
旧市街を覆うように城壁があり、進撃を防いでいたわけですね。
城壁は上ることもできて、大砲が今でも残っています。
夕暮れに城壁から撮った写真。
今では観光地化しているケベックシティーですが、昔ならではの街並みがそのまま残っている事が人気の秘密。
それでは写真で実際のケベックシティーをご紹介していきましょう。
旧市街の街並みです。写真を撮った日は曇り空だったのがなんとも無念…。
プチ・シャンプランと呼ばれる、北米最古の繁華街に通じる階段。
旧市街にある有名な壁画です。
プチ情報として、ケベックの多くの家は北側に窓を持ちません。
これはケベックの厳しい寒さのためと言われています。
この写真はプチ・シャンプランの近くです。たくさんの観光客で賑わっていますね。
プチ・シャンプランで見かけたストリートミュージシャン。
ロウわータウンにある、勝利のノートルダム教会。
16世紀末と17世紀初頭にあった、フランスとイギリスの戦争で、フランスが勝利した事を称えた教会です。
教会の中はこんな感じになっています。
翌朝の朝食時には快晴!
その時に撮った写真。
ここは提督の散歩道と呼ばれる所。ケベックシティーの象徴とも言える、シャトーフロンテナックのすぐとなりにあり、高台からセントローレンス川を見下ろせる絶景ポイント。
夜になるとこんな美しい夜景が見れます。
トロントやモントリオールに留学に行った方はぜひ、訪れたい名所中の名所。
実はケベックシティーにも留学が可能!!
ただし、モントリオールよりもフランス語率が高く、少ない語学学校でもフランス語留学がメインとなります。
ご興味がある方はぜひ、お気軽にお問合せください。
美しい街、ケベックシティー。
北米に行ったからには必ず訪れたいスポットです。