トロント留学体験記~お別れはいつでも寂しいもの~

ワーキングホリデーとして1年間の留学。
長期留学になればなるほど辛い事が…。それは…

お別れの時。

1年間の留学は長い方になります。
ですので、その1年間の間にたくさんの出会いがあり、そしてたくさんの別れがあります。

せっかくめっちゃ仲良くなったのにもうお別れ…。
なんてことも多々。

その一瞬はとっても寂しいし、この時間がもっと続けば良いのになんて思うけれど、留学での出会いの醍醐味は、世界各地にお友達ができる事だと私は思います。
例え日本人だったとしても、日本全国にお友達ができるなんて素敵だと思うんですよね。
実際に私も北は北海道、南は沖縄までたくさんの方との出会いがありました。
FACEBOOKで彼らと繋がっているので、遊びに行く都市毎に誰かがいる、こんな素敵な状態になっています。

もちろん世界を見ても、私の場合はカナダが中心になりますが、たくさんの都市に友人が住んでる。
それだけでそこの都市に行く価値がありますし、きっかけにもなります。

私の知り合いの方で、こんな素敵な方がいました。
彼女は語学学校でとにかくたくさんお友達ができた方。
中南米を始め、ヨーロッパの方にたくさんのお友達ができた彼女は、帰国後にとっても素敵な事を思いつきました。

留学中にできたお友達の国、都市を周遊して帰ろう!!

メキシコ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、スイス、スペイン、フランス、ドイツなどなど…

中南米間の移動は飛行機を使いますが、ヨーロッパに入ってしまえば移動は安いですし、お友達の家に宿泊した様で実際にかかった費用はお小遣いと移動費だけ!!

しかも治安が悪いので心配な中南米の旅行も、最高の味方がついてるから安心♪
なんて素敵。

こんな羨ましいことができるのって、どれだけ留学中にお友達ができたか、そしてお友達ができる位明るく楽しく学校生活を楽しみ、魅力的な存在になれたかだと思います。
私は彼女のように世界各国とまではいきませんでしたが、カナダや日本各地にはたくさんのお友達がいます。
留学中はとても濃い時間を過ごしたおかげで、ひとつひとつの別れはとても寂しいものでした。

お別れパーティは後半になると毎週のように開催されることも。
パブでパーティを行う事が主流のトロント。
そしてトロント留学生の御用達パブ、マディソンパブで今日もお別れパーティが。

マディソンパブ1

このパブ、とても内装が素敵で、多くの立地も良い事から多くの留学生が使っています。

日本と海外のパーティの違いって、日本のように乾杯がないのが一番の違いだと思います。
時間は決まってはいますが、みんな来たい時に来て、飲みたい時にドリンクを頼んでというスタイルでとても自由。
みんな集まってから一緒にかんぱーい!なんて事はあまりありません。
割り勘ということもあまりなく、飲みたい人はカウンターに行ってその都度自分のドリンクを注文するスタイルが主流でしたね。
私の友人はトロント大学に通学している大学生がとても多かったのですが、彼らは日本の大学生と違って基本とてもお金がありません。
勉強が忙しくてアルバイトをしている暇があまりない事が理由だと思います。
なので暗黙の了解で上記のようなものがあったんだと思います。

そしてお別れパーティでの定番。
テキーラショット!!

自分の分と相手の分のショットを2杯買ってきて、餞別として乾杯。

マディソンパブ2

ちなみに私は右。
これね、けっこう地獄を見るときがあるんですよ。笑
私は基本お酒が飲めないと皆が知っていたので、そこまででしたが、私が知っている殆どのお別れパーティでは、2杯のショットを持った人がずらーっと行列を作ることも…。
主役は次から次へと来るショットの嵐にひたすら答える。
そりゃ潰れますよ。笑

私以外の方からももちろん餞別のショットが。

マディソンパブ3

ちなみにこんだけ余裕だった私。

マディソンパブ4

お酒が本当に弱いのにもかかわらず、無茶してショットしたもんだから、帰りはタクシーで家まで帰りました。笑

こうやってお別れパーティを重ねていくと、いつか来る自分のフェアウェルの事を考えちゃうんですよね。
あと数か月後には自分の番…。
そう思うと1日1日を大切にしていこう、なんて思う留学生活後半でした。


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