留学記事(カテゴリー):のりゆきの海外体験記

トロントJAZZフェスへGO!

音楽がとても盛んな街、トロント。
世界各国で行われていますが、トロントでもJAZZフェスティバルが毎年開催されています。

トロントのJazzフェスは参加アーティストはなんと300組以上!!
年々規模が大きくなってきているというから驚き。
日本人アーティストも参加していることもあるこのイベント。
トロント留学で多くの留学生がお世話になっている、TD Bankがメインスポンサーになっています。
ジャズフェスが行われる1,2週間は街のいたる所でTDのロゴを見る時期でもあります。笑

そもそもトロントは音楽がとっても盛んな都市で、ジャズバーなどの生バンド演奏ができるバーもたくさんあります。
地下鉄の駅で演奏しているTTCミュージシャンもそうですが、ストリートミュージシャンのレベルが非常に高いのもトロントの魅力。
余談ですが、あのTTCミュージシャン。
許可制で、オーディションがあるのを知っていましたか?笑
しかも無料じゃないんですよ。
なので本当にプロレベルの方々が、電車待ちをしている方のバックミュージックとして、地下鉄の駅に花を添えてくれているんですね。

さて、トロントのジャズフェスティバルですが、殆どが有料で行われています。
でも屋外の会場も本当に多く、遠くでも問題ない場合はチケットを購入しなくても素敵な音楽が聞こえることも多々。

放課後にダウンタウンをフラフラ歩いてたらジャズフェスの会場があった!!なんてことも日常茶飯事。
むしろ、散歩していてジャズフェスの会場と出会わない方が難しいくらいの規模です。

このトロントジャズフェスでの私のお目当てはこの方々!!

Los Lonely Boys(ロスロンリーボーイズ)

アメリカのテキサス州出身の3人組のバンド。
ジャズフェスティバルとなっていますが、このように多くのロックバンドも出演しています。

このバンドは友人とチケットを購入してステージをみるほどのお目当てバンド♪

ステージの後、ちゃっかりCD買って、サインまで貰う私。笑

トロントジャズフェス

そりゃテントで控えていれば、サインももらいにいきますよ。笑

留学中に私のようにチケットを購入してステージに見に行く留学生も本当にたくさんいます。
それだけ素敵な顔ぶれのアーティストが揃っている、超大規模なジャズフェスですので、留学中にこのジャズフェスの期間とかぶる人はぜひ、楽しんでくださいね♪

少し順番が逆になりますが、前回のバンドしようぜ!!の記事の前にあたる秋。

10月のビッグイベントは…

ハロウィン!

同じハロウィンの時期で、トロントではゾンビウォークも有名!
ゾンビがたくさん!!リアルバイオハザード in トロント!!の記こともぜひ、見て下さい♪

さてさて、日本でももうすっかりお馴染みになってきたハロウィン。
私が留学をしていた2009年頃はまだまだ日本では馴染がなく、私自身も人生初の本格的なハロウィンでした。

そもそもハロウィンパーティーって何すれば良いんだ!?

友人に聞いてみると…

仮装パーティーだよ\(^▽^)/

とアドバイスをいただき、とにかく目立ったもん勝ち、的な。笑

このハロウィンパーティーは、私にとって留学3ヶ月目でした。
とにかく全てのイベントを本気で楽しんでみよう!たくさんのお友達を作ろう!

そう思っていた私は決意。

マジの仮装をしよう!!!

いろいろ悩みました。
どんな仮装が良いか。
私、日本人。
日本の何かが良いなぁと思ってて、思いついたもの…。

歌舞伎ヾ(=^▽^=)ノ

という事で、学校のお友達に声をかけまくり、その中でも日本人にあえて声をかけ、大和魂をパーティーで発揮してやろう!と考える私。

実は1人でやるのが心細かっただけというのは内緒。笑

準備を始めたのは3週間前。

用意するものをリストアップ…

まず衣装がとっても大事です。
歌舞伎の衣装なんてどこにも売っていませんから。

そこで「歌舞伎っぽいもの」をコンセプトにまずはチャイナタウンへ!!

色々さがしながら、イメージしながら品定め。

購入したもの…

1.ドラキュラコスチューム用のマント
2.黒のトレーナー
3.金色でアジアっぽい装飾が入ったのクッションカバー
4.大きな扇子
5.手袋
6.フェイスペインティング
7.刀
8.草履っぽいもの
9.カツラ
10.上着?的なもの
11.1日用のヘアカラー

まずは黒のトレーナーの前をチョキン。
Vネックにして真ん中も切り、縫い合わせてインナーっぽくします。
そしてドラキュラのマントも切って縫って袴っぽく。
クッションカバーはトレーナーの切った部分のほつれている所の補正とワンポイント代わりに縫いつけて。
カツラは良い色がなくて、1日用のスプレータイプのヘアカラーを買って色づけ…

結果は!!

カツラに塗る用のスプレーが全然着色しなかった…

ハロウィン1

黄緑色の髪の毛をしているのが私。

これね、私なりに頑張ったと思うんです。笑

お酒も飲めない私が、こんなコスプレして、ビリヤード台の上に上げられて踊っていますから。笑

ハロウィン2

この日はとにかく人気者。
どれだけ写真を撮られたか分かりません。笑
ハロウィンが終わってから、知らない所で私がたくさんFACEBOOKにアップされている事が、FACEBOOKをチェックするだけで分かるので、実際はもっとたくさんの写真がアップされているんだろうなと思います。

でも私の留学生活は、このハロウィンパーティーでまた少し変わった気がします。
このパーティーは500人程が集まったとっても大きなものでした。
ここでたくさんの方と出会い、後日にこのパーティーに参加した方と会っても、「ほら、あの時の歌舞伎だよ」というとすぐ分かってくれる。笑

今思い返すと、本気で楽しもうとするポジティブな私に、たくさんの人が集まってきたんだと思います。

そこでのたくさんの出会いが、後の私の留学生活をとても有意義なものにしてくれました。

実際にこのパーティーでとっても親交が深まった友人もいます。

ひとつひとつのイベントを大切に、ひとつひとつの出会いを大切に。

とても実感した日でした。

この後、夜中に帰宅したんですが、メイク落としを買い忘れて大変なことになった事は今でも良い思い出…笑

パーティー前に私のお部屋に集まって皆でメイクした思い出も宝物です。

ハロウィン3

トロント留学体験記、第12話目。

私、楽器できるんです。

いきなりなんの告白なのか。笑

留学中に自分の趣味を活かすということは本当に大切だと実感するこの頃。

私は以前にバンド活動を日本でやっていた時期があり、ずーっと楽器を触っていなかったのですが、まさかのトロントでベーシストとして復活することに!!

メンバーはボーカル以外は日本人でしたが、この音楽を通して色々な体験ができたこと、出会いがあったことは本当に大きかったと思います。

実際にはたくさんの方の応援もあって、ライブをすることも!!

トロント留学:バンド1

トロント留学:バンド2

楽器のセッティングなどをしている時。

そしてこれはリハ中ですね!

トロント留学:バンド3

本番が始まりました!ステージはけっこう大きくて、4人や5人のバンドであれば動き回れる位!
そしてこのライブの数年後、RIZEが同じステージでライブしたのはとってもビックリ!

トロント留学:バンド4

トロント留学:バンド5

トロント留学:バンド6

このライブをするまでに色々なカルチャーショックがありました。

まず初めにビックリしたのが、ギター用とベース用のケーブルの区分けがない事。
日本で有れば、ギター用とベース用で分かれていて、かつそれぞれで特徴も分かれてきます。

2つ目はレンタル制度が充実している事。

ドラムセットはもちろんの事、アンプなどのレンタルもとっても多いことにビックリしました。

それこそライブハウスを探す時に感じた事ですが、トロントではライブハウスでライブをするだけではなく、パーティー会場を使ったりすることも多いためにこのようなレンタル制度が充実しているんだと思います。
また、ライブハウスによっては持ち込みが普通の所も…。

私が良く利用していた楽器屋さんはこちら↓↓↓
Steve’s Music Store
Long & McQuade

Steve’s musicはトロントのダウンタウン、Queen street westにある楽器屋さんです。
Queen Spadinaから東へ少し歩いた南にあります!
Long & McQuadeはBloor street westにあり、駅で言うとOssinton駅が近いですね。

この2つの楽器屋さんは他と比較して品ぞろえも良いのでおすすめです。
でも日本と比較すると、正直品揃えは全体的に悪いです。

ここで日本との文化の違いを感じたのですが、日本では「こだわる」精神が本当に強いですね。
音にこだわって機材を選んだり、ピックなどを選んだり…。
カナダでは根本的に考う点が、「純粋に音を楽しんでいる」という事です。

音のこだわりはもっていはいるのですが、日本人ほどではありません。
日本人から見ると、鳴れば良いレベルだと思いますが、彼らは音楽を純粋に楽しんでいる気持ちが強いために、楽器屋さんに来る人々の年齢層などもとっても幅広いです。

楽器を持って地下鉄に乗ってて、知らない人から「何のベースを持ってるんだい?」と話しかけられてそこから楽器トークが始まったり。

ちなみにスタジオですが、トロントには全然ありません…。
北米ではガレージバンドの文化がありますから、練習用のスタジオは少ないんでしょうね。
それでもトロントは大都会ですから、ちらほらはあります。

その数少ない選択肢の中で、私が良く利用していたスタジオはこちら!

Rehearsal Factory

スタジオは日本と同じくドラムセットとアンプ、PAなどが各部屋に完備されています。

トロント留学:スタジオ

BlogTOを見ると他にもたくさんあるようですが…

私はここの環境が本当に好きでした。
毎回電話で予約をするんですが、店員さんもすっかり覚えてくれて、電話する度に「Yo, Nori, how are you doing bro!」と超ハイテンションで耳が壊れそうなくらい大きな声で対応してくれる時も。笑

ライブの前には毎日のようにスタジオに通って練習。

トロント留学:バンドメンバー

ライブが終わってからも、このスタジオへは本当に良く来ました。
バンドの環境なので、中には非常にファンキーな方も来店していましたが。笑
そんな方々が、パンテラなんかを演奏していると非常にしっくりくるというか。
※このスタジオは外まで音漏れするのでどんな音楽をしているか分かります。

家でもルームメイトとずっと音楽音楽。

トロント留学:ギターの練習

この時の楽しかったことは今でも宝物です。