トロント留学体験記、第12話目。
私、楽器できるんです。
いきなりなんの告白なのか。笑
留学中に自分の趣味を活かすということは本当に大切だと実感するこの頃。
私は以前にバンド活動を日本でやっていた時期があり、ずーっと楽器を触っていなかったのですが、まさかのトロントでベーシストとして復活することに!!
メンバーはボーカル以外は日本人でしたが、この音楽を通して色々な体験ができたこと、出会いがあったことは本当に大きかったと思います。
実際にはたくさんの方の応援もあって、ライブをすることも!!
楽器のセッティングなどをしている時。
そしてこれはリハ中ですね!
本番が始まりました!ステージはけっこう大きくて、4人や5人のバンドであれば動き回れる位!
そしてこのライブの数年後、RIZEが同じステージでライブしたのはとってもビックリ!
このライブをするまでに色々なカルチャーショックがありました。
まず初めにビックリしたのが、ギター用とベース用のケーブルの区分けがない事。
日本で有れば、ギター用とベース用で分かれていて、かつそれぞれで特徴も分かれてきます。
2つ目はレンタル制度が充実している事。
ドラムセットはもちろんの事、アンプなどのレンタルもとっても多いことにビックリしました。
それこそライブハウスを探す時に感じた事ですが、トロントではライブハウスでライブをするだけではなく、パーティー会場を使ったりすることも多いためにこのようなレンタル制度が充実しているんだと思います。
また、ライブハウスによっては持ち込みが普通の所も…。
私が良く利用していた楽器屋さんはこちら↓↓↓
Steve’s Music Store
Long & McQuade
Steve’s musicはトロントのダウンタウン、Queen street westにある楽器屋さんです。
Queen Spadinaから東へ少し歩いた南にあります!
Long & McQuadeはBloor street westにあり、駅で言うとOssinton駅が近いですね。
この2つの楽器屋さんは他と比較して品ぞろえも良いのでおすすめです。
でも日本と比較すると、正直品揃えは全体的に悪いです。
ここで日本との文化の違いを感じたのですが、日本では「こだわる」精神が本当に強いですね。
音にこだわって機材を選んだり、ピックなどを選んだり…。
カナダでは根本的に考う点が、「純粋に音を楽しんでいる」という事です。
音のこだわりはもっていはいるのですが、日本人ほどではありません。
日本人から見ると、鳴れば良いレベルだと思いますが、彼らは音楽を純粋に楽しんでいる気持ちが強いために、楽器屋さんに来る人々の年齢層などもとっても幅広いです。
楽器を持って地下鉄に乗ってて、知らない人から「何のベースを持ってるんだい?」と話しかけられてそこから楽器トークが始まったり。
ちなみにスタジオですが、トロントには全然ありません…。
北米ではガレージバンドの文化がありますから、練習用のスタジオは少ないんでしょうね。
それでもトロントは大都会ですから、ちらほらはあります。
その数少ない選択肢の中で、私が良く利用していたスタジオはこちら!
スタジオは日本と同じくドラムセットとアンプ、PAなどが各部屋に完備されています。
BlogTOを見ると他にもたくさんあるようですが…
私はここの環境が本当に好きでした。
毎回電話で予約をするんですが、店員さんもすっかり覚えてくれて、電話する度に「Yo, Nori, how are you doing bro!」と超ハイテンションで耳が壊れそうなくらい大きな声で対応してくれる時も。笑
ライブの前には毎日のようにスタジオに通って練習。
ライブが終わってからも、このスタジオへは本当に良く来ました。
バンドの環境なので、中には非常にファンキーな方も来店していましたが。笑
そんな方々が、パンテラなんかを演奏していると非常にしっくりくるというか。
※このスタジオは外まで音漏れするのでどんな音楽をしているか分かります。
家でもルームメイトとずっと音楽音楽。
この時の楽しかったことは今でも宝物です。